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小説「小原庄助」/会津の本の紹介
2020/05/07
今日は会津や福島県に関連した書籍を紹介しています。

今回は小説「小原庄助」です。

民謡「会津磐梯山」で有名な小原庄助さんが活躍する小説です。
佐藤民宝(みんぽう)という会津若松市出身の作家の作品です。
1950年代当時、福島民報上で新聞小説として連載されました。

物語の舞台は江戸時代前半、1670年代です。
会津松平家の初代藩主である保科正之公が没し、二代目である保科正経へと移り変わっていく時代。
1670年ともなれば戦国時代も遠くなり、全国的には経済も安定し平和な世相を迎えていました。
しかし、そんな雰囲気とは裏腹に、会津藩では絶対的なカリスマであった保科正之がいなくなり、今後の藩の運営に不安がかげります。
暗躍する藩家老や、謎の美人芸妓、かつての会津藩主・蒲生家の旧臣や、隠れキリシタン、流浪の修験者など、様々な登場人物の思惑が見え隠れします。

そんな小説の中で、小原庄助さんは城下一番の大旦那として、家老から庶民にまで愛される存在として描かれています。
朝から酒を飲み、東山で湯あみし、夜は座敷遊びに興じる庄助さんが、江戸時代の身分制度をまたいだ活躍を見せます。

実際にある地名や、歴史上の人物も多数登場するので、会津好きには是非、読んで欲しい一冊です。
現在は廃版で、Amazon等で中古を探さなくていけませんが、機会があれば手に取ってみてください。
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