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小粋な木綿織物 会津木綿【山田木綿織元】
2024/02/21
数年ぶりに山田木綿織元さんへ出かけた。
新滝のわたり廊下の天井のれんを新調する為だ

くつろぎ宿は創業から間もなく20周年を迎えます。
元々、川沿いに立ち並ぶ二つの旅館を、渡り廊下を増設して繋ぎ
千代滝と含め三館でスタートしたのが20年前になります。


ある晴れた日♪
かれこれ6年ぶりの訪問。
平成30年に新しいお姿に変わられたそう。

以前は、写真右手にある玄関が入口となっていましたが
現在は中央に見える暖簾をくぐり、店内へと入ります。
今は、七日町の街並み保存活動などもあり
当時の姿を再現される修繕が増えていて嬉しくなります♪


山田木綿織元は明治38年創業。

最盛期となる大正時代には、30軒を越える会津木綿工場があったのだとか。
現在は、市内に【山田木綿織元】さんと【(株)はらっぱ】さんの2軒
会津坂下町の【 IIE Lab.】さんの3軒のみとなっています。


店内に入ると
色とりどりの装飾品に心が弾みます♪

これだけカラフルな種類がある伝統織物も
珍しいのではないでしょうか。
人気を博す理由のひとつかもしれませんね♪

なんと、赤、青、黄の3色の配合によって色味を調整し
何十種類もの糸を染分けているそう!
創業からの生地見本帳には200種類以上の縞柄が揃っているのだとか!


生成りに紺の模様が入った生地がほしいと伝えると
春になると生成りも織り始めますよ、と教えてくれました。
時代や季節に応じた会津木綿を製作しているそうです。


約50mの渡り廊下に、二本の会津木綿を渡らせるので90mが必要なので
新たに織って頂く事になりました。
今だと、約1ヶ月で完成するそうです。

【写真2】

店内正面にもう一つ、出入口が見えますね。
昔、この場所は「染め場」として使用しており
中庭に続き、作業をしていたそうです。
中庭の奥に見える場所が、織り場となっています。


工場見学は、常時予約不要でご案内しているそうですので
ぜひ、昔懐かしい工場の雰囲気を楽しまれてはいかがでしょうか♪

新滝わたり廊下の変身もお楽しみに♪


■山田木綿織元
住所:会津若松市七日町11-5
電話:0242-22-1632
時間:9:00~17:00(12:00~13:00は昼休憩)
定休日:年中無休
※ 年末年始、冬季の土日祝など臨時休業あり
工 場 稼働時間:8:30~16:20(12:00~13:00は昼休憩)
工 場 定休日:土日祝