ブログ
酒になった清水「強清水」伝説と茶屋2
2025/02/28

(このブログは「酒になった清水 強清水伝説と茶屋1」の続きです。)
父親がその場を立つと、すぐに腹ばいになって、息もつかずに飲んだ。
しかし、いくら飲んでも、与曽二にはただの水でしかなかった。
急いで帰り、父親にそのことを問いつめてみたが、
与曽一は、ただ、ニコニコとしているだけだった。
その晩、与曽二は夢を見た。
白いへびのかんむりをかぶった神様があらわれてこういった。
「父親は、毎日一生懸命に働き、この大飢饉をなんとかして
乗り切ろうとしている。そのほうびに、諸白の清水にしてやったのだ。
それに比べて、おまえは、正しいことと悪いことのけじめもつかないような
生活をしている。これからは、体を清めて、今までの自分のやってきたことを
悔いあらため、神様に仕えるようにしなさい。
そうすれば、おまえにもきっといいことがあるだろう。
私は、弁財天であるぞ…。」
夢から覚めると、今までやってきた自分の罪のおそろしさに初めて気がついた。
夜が明けはじめたころ、起き出した父親の前に両手をついた息子は、心から詫びた。
その時、なぜか、与曽二の頭には、白いへびのかんむりをかぶった神様と、
あの岩の間からわき出る清水が浮かんだ。
それからというもの、生まれ変わったように働き出し、
村の人々のあいだで評判の人間になった。
やがて、与曽二は、岩清水のそばにお堂を作り、夢に出てきた弁財天を祀り、
自分はその堂の番人となって、残りの人生を送ったということである。
・・・
雪のドライブに疲れたら、強清水の温かい田舎蕎麦が癒してくれますよ♪
もしかしたら、諸白の清水に出会えるかも!?
清水が誰でも汲めるように、地元のお店の方々が衛生を保ってくださっています。
空のボトルを準備して、立ち寄ってみてください♪
ところで、写真にてご紹介した「千本蕎麦」さん。
なんと伺ったら、3月に閉店されるのだとか・・・(涙)
千本蕎麦さんは、粗挽きの田舎蕎麦で
ぼろっと切れる食感が、懐かしくて、温かい・・
そんなお店だったんです。
次回、千本蕎麦さんをご紹介します。
父親がその場を立つと、すぐに腹ばいになって、息もつかずに飲んだ。
しかし、いくら飲んでも、与曽二にはただの水でしかなかった。
急いで帰り、父親にそのことを問いつめてみたが、
与曽一は、ただ、ニコニコとしているだけだった。
その晩、与曽二は夢を見た。
白いへびのかんむりをかぶった神様があらわれてこういった。
「父親は、毎日一生懸命に働き、この大飢饉をなんとかして
乗り切ろうとしている。そのほうびに、諸白の清水にしてやったのだ。
それに比べて、おまえは、正しいことと悪いことのけじめもつかないような
生活をしている。これからは、体を清めて、今までの自分のやってきたことを
悔いあらため、神様に仕えるようにしなさい。
そうすれば、おまえにもきっといいことがあるだろう。
私は、弁財天であるぞ…。」
夢から覚めると、今までやってきた自分の罪のおそろしさに初めて気がついた。
夜が明けはじめたころ、起き出した父親の前に両手をついた息子は、心から詫びた。
その時、なぜか、与曽二の頭には、白いへびのかんむりをかぶった神様と、
あの岩の間からわき出る清水が浮かんだ。
それからというもの、生まれ変わったように働き出し、
村の人々のあいだで評判の人間になった。
やがて、与曽二は、岩清水のそばにお堂を作り、夢に出てきた弁財天を祀り、
自分はその堂の番人となって、残りの人生を送ったということである。
・・・
雪のドライブに疲れたら、強清水の温かい田舎蕎麦が癒してくれますよ♪
もしかしたら、諸白の清水に出会えるかも!?
清水が誰でも汲めるように、地元のお店の方々が衛生を保ってくださっています。
空のボトルを準備して、立ち寄ってみてください♪
ところで、写真にてご紹介した「千本蕎麦」さん。
なんと伺ったら、3月に閉店されるのだとか・・・(涙)
千本蕎麦さんは、粗挽きの田舎蕎麦で
ぼろっと切れる食感が、懐かしくて、温かい・・
そんなお店だったんです。
次回、千本蕎麦さんをご紹介します。